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2006/04/27

春夜(古詩今釈)

春夜 (古诗今译) 2006.4.20 小雨

啊,春宵是多么美好!
可别放过这千金一刻的时光。
你抬头望望天空,
那朦胧的月亮就像位害羞的少女,
在云彩里时隐时现。
她那柔和的目光在凝视着你,
凝视着孤独的你。
还不理解吗?

快来吧!
陶醉在这花香里,
和着楼台上传来的音乐声,
伴着月影起舞吧。
直到月亮悄悄地离去。
在这别无一人的深院里,
跟你的月亮
度过这青春的一夜。

小雨の一言:

この詩は前回蘇東坡の『春夜』の日本語の訳文から
逆に中国語に訳したものです。

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2006/04/22

春夜 北宋.蘇軾

春夜 苏轼

春宵一刻值千金,
花有清香月有阴,
歌管楼台声细细,
秋千院落夜沈沈。

日本語訳:2006.4.20小雨

春夜            
                 

春の夜は最高だ。
その一刻一刻を

無駄にしないでよ。

空を見てごらん、
おぼろな月は顔を

雲から出したり隠したりして、
寂しいあなたを
覗いでるじゃないか。
あなたに声を掛けているよ。
まだ分らないか。


この花の香りに酔いながら、
一緒に踊ろうよ、
朝まで。


高台から流れてくる
音楽にあわせて、
一緒に踊ろうよ。
私が消えるまで。


この誰もいないひそかな庭に

青春の一夜を大切にしようよ。

Photo

雨の一言:

漢詩は中国文化の最高の結晶です。
その素晴らしさは時と国境を越えて
人々を楽しませてくれています。

又、その奥意の深さは人々を悩ませているようだ。
子供の時、親からよくこの「春宵一刻値千金」で
「勉強しろ」と説教されました。

しかし、大詩人の蘇東坡がこの詩を書く時の心境は
勉強したい気持ちだったのでしょうか?
大人になると、どう詠んでも「違うよ」と言いたくなる。
「遊びも若いうち」ではないか?

漢詩を今の心境で分りやすい現代文で日本語に訳す
試みをしようと思いました。

多分十回訳して十回も違う訳文が出来上がってしまう
のではないかという気がします。


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2006/04/18

櫻花開了(本文)

樱花开了 2006.4.9小雨

樱花开了。
开在哪里?
开在城市里,开在乡村里,
开在山岗上,开在田野里,
开在日本人的心里。

樱花盛开,
日本全国沸腾了。
从城市里,从乡村里,
从山岗上,从田野里,
传来的都是「快看樱花去!」

樱花怒放之际,
也是樱花齐谢之时。
朵朵樱花化成朵朵雪花,
在春风里飞舞。
在这樱花的海洋里,
日本全国陶醉了。

後書き:

 やはり春ですね。うきうきした気分になります。
いろいろな花が咲き、赤、黄、紫、白...

 でも、桜に勝る花はありません。
雑色の全くない薄ピンク色の桜はやっぱり一番いい。
その一色は純粋に見えます。純粋な心のように見えます。

 特に、桜が一斉に散る風景は感動的です。
舞い散るひと片ひと片のさくらはまるでひとつひとつ
精霊が飛んでいるように見えます。

桜は日本人の魂です。長年に日本にすむと、強く感じました。


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2006/04/14

櫻花開了(朗読)

さくらが咲いた 2006.4.9 小雨

桜が咲いた。
どこに咲いた。
都会に咲いた、里に咲いた、
山に咲いた、 野にも咲いた、
日本人の心に咲いた。

桜が咲き乱れた、
日本中は沸いた。
都会から、 里から、
山から、 野原から、
「花見に行こう。」と聞こえた。


桜が散り始めた。
春風に舞うさくらは、
花吹雪に化けた。
そのさくらの海に、

日本中は酔いしれた。

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2006/04/04

満江紅  (南宋 岳飛)

 

满江红  (南宋 岳飞)
怒发冲冠,凭栏处,
萧萧雨歇。
抬望眼,仰天长啸,
壮怀激烈。
三十功名尘与土,
八千里路云和月。
莫等闲、白了少年头,
空悲切。
(後半略)

満江紅  (南宋 岳飛)(小雨訳)

怒っているぞ!
髪は逆立って冠を突き飛ばしそう。
欄干に身を寄せて、
激しい雨が止んだところに。

眼を上げて、
空を仰いで叫んだよ。
この胸は激しく熱い。

三十にもなったが、
その戦功はまだちりと土、
形になっていない。

これからは
八千里の長征へ
雲と月とともに昼夜兼行で行こう。

急がなければ、
この少年の頭はすぐ白髪になる。
その時になったら、
ただただ
空しく悲しむ。

[小雨老師より一言]

岳飛は中国の有名な若き民族(漢民族)英雄です。
亡くなった時、たった39歳でした。
岳飛は自分がすでに三十歳にもなったのに、
目標達成にまだ程遠いのに喘いでいた。
でも、岳飛は三十の時、すでに文字も読めなかった平民から
大将軍になっていました。
しかし、自分の三十歳は?
まだ闇の中で、進むべき道も見つかっていませんでした。
人生は、比べることができませんが...
今の私からみれば、すごいです。

この詞は日本でも有名ですから、立派な訳はすでにあるでしょうが、
敢えて自分なりの訳をして、若き英雄に寄せる気持ちを託す。

 


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2006/04/02

『従開始到現在』冬のソナタ主題歌(中国語歌詞本文と歌を聴く)

『最初から今まで』『従開始到現在』歌を聴くとカラオケ

 从开始到现在(最初から今まで)
  (韓剧 冬之恋歌 主体歌)


如果这是最好的结局,
为何我还忘不了你?
时间改变了我们、告别了单纯。

如果重逢也无法继续,
失去才算是永恒,
惩罚我的认真 是我太过天真。

难道我就这样 过我的一生?
我的吻 注定吻不到 最爱的人。
为你等、从一开始盼到现在,也同样落得不可能。

难道爱情可以转交给别人?
但命运注定留不住我爱的人。
我不能、我怎么会愿意承认,你是我不该爱的人。

如果再见是为了再分,
失去才算是永恒,
已死心的记忆、为何还要再生?

难道我就这样 过我的一生?
我的吻注定吻不到 最爱的人。
为你等、从一开始盼到现在,也同样落得不可能。

难道爱情可以转交给别人?
但命运注定留不住我爱的人。
我不能、我怎么会愿意承认,你是我不该爱的人。

拿什么作证?
从未想过爱一个人,
需要那么残忍 才证明爱得深。

难道我就这样 过我的一生?
我的吻注定吻不到 最爱的人。
为你等、从一开始盼到现在,也同样落得不可能。

难道爱情可以转交给别人?
但命运注定留不住我爱的人。
我不能、我怎么会愿意承认,你是我爱错了的人。


韓国語『最初から今まで』歌を聴く(中国語訳詩付き)


[小雨老師より一言(朗読の日本語訳ではありません)]

私も冬ソナのファンでした。
どうしてファンになったかと聞かれると、何となくとしか言えません。
多分そんな純愛は日常的ではないから。だれもの夢ですから。
自分が生まれ変わる事ができたなら、あんなふうに愛したい、
愛されたいから。一度でもいいから...
だから、あんな大ブームになったのでしょう。

 ドラマを見ている時、このテーマソングは一体どういう歌詞か、
ぜんぜん気にもしませんでした。ブームが終わって、懐かしくなって、
CDを聞いたら、あ~、失恋の歌か。また、中国で流行っているこの歌の
歌詞と日本語の歌詞と比べてみたら、中国語のほうはその切なさ、悲しさ、
悔しさなどなど日本語よりはるかに強い感じがしました。

 ですから、このカバー曲を日本語に訳しましたが…

 中国語の歌詞の中で三回も同じ歌詞を繰り返しています。
『难道我就这样 过我的一生?
我的吻注定吻不到 最爱的人。
为你等、从一开始盼到现在,也同样落得不可能

难道爱情可以转交给别人?
但命运注定留不住我爱的人。
我不能、我怎么会愿意承认,你是我不该爱的人。』

中国語はこんな言語です。繰り返しても、詠む人の声の
出し方(強さ、高さなど)によってその高ぶっていく感情が
伝わりますが、日本語はそうはいかないらしい。同じ繰り返し
にしたら、あまり単調すぎる。
ですから、訳す時、結構苦労しました。いろいろな方の意見を
聞かせていただいて、やっと決めました。

 直訳ではありませんでした。
直訳したら、分りやすいかもしれませんが、目指したいのは、
中国語の感性です。理屈ではなくて、肌で感じ、体で
覚えてゆく。

 私自身もこんな訳をしているうちに、日本語の真髄を身に
付けたいと願っています。

 


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