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2006/04/04

満江紅  (南宋 岳飛)

 

满江红  (南宋 岳飞)
怒发冲冠,凭栏处,
萧萧雨歇。
抬望眼,仰天长啸,
壮怀激烈。
三十功名尘与土,
八千里路云和月。
莫等闲、白了少年头,
空悲切。
(後半略)

満江紅  (南宋 岳飛)(小雨訳)

怒っているぞ!
髪は逆立って冠を突き飛ばしそう。
欄干に身を寄せて、
激しい雨が止んだところに。

眼を上げて、
空を仰いで叫んだよ。
この胸は激しく熱い。

三十にもなったが、
その戦功はまだちりと土、
形になっていない。

これからは
八千里の長征へ
雲と月とともに昼夜兼行で行こう。

急がなければ、
この少年の頭はすぐ白髪になる。
その時になったら、
ただただ
空しく悲しむ。

[小雨老師より一言]

岳飛は中国の有名な若き民族(漢民族)英雄です。
亡くなった時、たった39歳でした。
岳飛は自分がすでに三十歳にもなったのに、
目標達成にまだ程遠いのに喘いでいた。
でも、岳飛は三十の時、すでに文字も読めなかった平民から
大将軍になっていました。
しかし、自分の三十歳は?
まだ闇の中で、進むべき道も見つかっていませんでした。
人生は、比べることができませんが...
今の私からみれば、すごいです。

この詞は日本でも有名ですから、立派な訳はすでにあるでしょうが、
敢えて自分なりの訳をして、若き英雄に寄せる気持ちを託す。

 


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コメント

この詞をきいて、中国の古典文化の素晴らしさをもう一度、感心しました、作者の<小重山>とも、ずっと私を促して、勇気と希望を与えてくれました。

投稿: 無雨 | 2006/04/09 19時18分

またのコメント、ありがとうございます。
コメントをいただいて、やる気がでますね。

この詞を気に入っていただいて嬉しいです。

全身の力を絞って詠んだのでしたよ。

三十才の岳飛の迫力に少しでも近付こうと思ってね。

その後、一日寝ましたよ、力尽きで。


私も中国の古典文学にとても素晴らしいものがあると思います。好きです。

岳飛の小重山は私もすきです。
今度朗読いたします。

お楽しみにしてくださいね。

では、又お願いします。

小雨

投稿: 小雨 | 2006/04/09 21時33分

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