漢詩『春夜洛城聞笛.李白』中国語朗読と古詩今釈(日本語と中国語)
春夜洛城闻笛 (唐)李白
谁家玉笛暗飞声,
散入春风满洛城。
此夜曲中闻折柳,
何人不起故园情。
古詩今釈:(小雨)
古诗今译:
ある春の夜、昼間の喧騒から静まりかえった大都会“洛陽”の町に、
どこからともなく密やかに聞こえてくる笛の音。
まるで美しい玉の音色。
在一个春天的夜晚,当洛阳这个大都市好不容易从白天的喧哗
走向深夜的寂静时,不知是从哪儿微微传来了一个笛声。
啊……多美的笛声!有如玉石般的清脆。
李白の全身に電流が走った。
李白心头不由得一震。
だれが、何のために、こんな夜更けに吹いているのだろうか?
是谁? 为何? 在这人静夜深里吹起了笛子?
私とおなじく旅人であろうか。
一定是位跟我一样的游子吧。
聞いているうちに惜別の曲「折楊柳」も流れてくるではないか。
何と切ない望郷の念を起こさせる別れの曲だろうか!
啊!传来了《折杨柳》的送别曲。那令人心酸的曲调啊!
李白は耳を澄まして聞き入った…
李白竖起耳朵听得入了神……
その音色が春風に乗って町中の旅人たちに届いているだろう。
这笛声大概已经让春风吹满了整个洛阳城,吹进了每一个
游子的心中。
どんな気持ちで聞いているのだろうか?離れた故郷、別れた友
人を思い出すに違いないだろう。
在这不眠的深夜里,都是以什么心情在听呢?
那远离的故乡,惜别的亲人,一定又一次浮现在眼前吧。
李白は万感胸に迫る思いに浸ってゆく…
此时此刻的李白,心中波涛汹涌,百感交集,
他的心早已回到了故乡……
★(注)
「折楊柳」という習慣は「柳 liǔ」と「留 liú」の発音が近いから、
お互いに忘れないで、いつまでもその思いを心に留めておこう
という気持ちからの由来だと言われています。
古人送别时“折柳”也叫“折杨柳”的习惯,
据说是因为“柳 ”和“留”字是谐音(发音很近),
故折柳送行以表“留念之情”。
聴き方がわからない方はこちらから聴いてみてください
↑聴いてみてよかったらランキングのクリックをお願いします
↓感想、質問、リクエストなどは下のコメント欄へどうぞ
最近のコメント